1954-10-19 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第43号
次に浅井北海道総支配人等が、洞爺丸船長に対し出港を強要した事実があるかどうかについては、高見局長及び当日出港まで船中にあつた中沢運輸部長、川上海務課長はいずれもこれを否認いたしております。
次に浅井北海道総支配人等が、洞爺丸船長に対し出港を強要した事実があるかどうかについては、高見局長及び当日出港まで船中にあつた中沢運輸部長、川上海務課長はいずれもこれを否認いたしております。
問題のこの青函連絡船洞爺丸船長は近藤平市、容積トン数は四千三百三十七トンでございますが、これが本年九月二十六日の午後二時四十八分、第四便として函館を出港の予定でありましたが、気象状況の悪化等の状況によつて、その後出港時間の延期をいたしまして、乗客一千三百十五名、一般旅客千百四十二名、外人旅客六十二名、職員百十一名、及び貨車八両、客車四両を積載したまま気象の回復を待つておりまして、その日の午後六時三十九分
これは台長等にも会いまして、気象通報を如何にしたかと、特に国鉄関係にどういう通報をしたかと、これに何らかの誤まり、或いは間違い等がなかつたかというような点も十分調査いたしましたが、特に取立ててこういう点において青函或局いは洞爺丸船長の判断を誤まらしめたという顕著なる間違い等は発見いたして参りません。